肥育期の飼料要求率は、肥育生産性の重要指標の一つです。飼料要求率は農場の利益に直結します。肥育期の飼料要求率改善は生産コストを下げる大きなポイントです。そして飼料高騰時対応には、真っ先に減少させなければならない指標です。スペインと米国の体重30キロから出荷までの肥育期の飼料要求率を示しました。2か国にしたのは長期間のデータがそろっていない国が多いからです。両国とも年間に0.03ずつ要求率を減少させています。
育種会社は長期計画的に飼料要求率を毎年育種改良していますので、管理によって改善できる遺伝的潜在力があります。毎年改善するのが大切です。グローバルベンチマーキング2022年版に更新しました。詳しくは経営サイトで。
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