2022年3月日本養豚経営研究会の春の定例会が東京グランドホテルで開催されました。ノベルズグループ社長・延與(えんよ)雄一郎氏 (写真)による「ノベルズ」の過去・現在・未来」という題の講演を聞きました。同社は北海道上士幌に本社を置き、2006年創業後16年で国内最大の牛生産会社グループとなり、肉牛と乳牛35000頭飼育し、管理圃場は2000 ha で年商300億円に急成長した会社です。ビジネスモデルは、交雑種の雌牛に黒毛和牛の受精卵を移植して、母雌は交雑種1産取り後肥育しハーブ牛として出荷、生まれた黒毛牛は和牛素牛として肥育出荷する。そして乳牛ホルスタイン種にも黒毛和牛の受精卵を移植して、子牛を和牛素牛として肥育出荷するというものです。黒毛和牛雌からの経腟での受精卵採取と移植技術が基盤技術です。農畜産業界の新ビジネスモデルとして活躍が期待されています。延與社長は農畜産業界の期待の人です。
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肉牛界の新ビジネスモデル
更新日:2022年4月21日
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