死産子豚数を減らす
- koket001
- 2024年10月28日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年11月5日
死産子豚とは分娩途中で死んだ子豚のことです。分娩が始まる直前まで生きていた豚です。なんとか減らしたいものです。英国スコットランド農業大学からの情報です。
A、分娩のプロセスを改善する
母性行動を引き出す。分娩クレート使用の場合はその前方に、巣作りに使えるようなもの(英国例、麻などの丈夫なヘシアン布:エンリッチメント)を与える
妊娠後期と分娩直前には食物繊維を与え、そして十分な水が飲めるようにしておき、便秘を防ぐ
母豚のヒートストレスを防ぐ、室温18-20℃が最適
分娩の経過をモニターする。例:クレートの前にバインダー等(分娩デスク)をぶら下げ、何時から分娩が始まったか、生まれたのは何時か、チェックした時の時間と分娩済み子豚数と死産子豚数を記録する。スタッフが、子宮までの介助をするかどうかの判断に役立つ
B、妊娠豚の体重に気を付ける
妊娠期の栄養に気を付け過肥と削痩を防ぐ
C、母豚の履歴の記録、淘汰基準の用意そして群健康管理
分娩予定の母豚の過去の履歴をチェック。特定の母豚は死産豚が多いことが繰り返す
高産次の母豚は死産子豚数が多くなるし、分娩前後の母豚の死亡も増えるので、7産次以上の母豚は計画淘汰を考慮
詳しくは繁殖ページの応用繁殖タブで。
以下は死産子豚を減らすために、英国AHDBが作成した分娩デスクです。死産子豚を少なくするのに役立ちます。分娩中の母豚のいる分娩クレートにひっかけて設置します。青・緑・赤の帯があり、透明の時計盤のような針が付いています。一番外側の水色が最後に分娩した時間を、真ん中の緑が生存産子数を、真ん中の赤が死産子豚数を表します。飼育スタッフ全員が、分娩の様子が分かるようになっています。なおAHDBに問い合わせたら、寛大にも自由にコピーして作ってください、ということでした。

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