米国で大学施設での研究は、生産現場に応用可能なのかという疑問が現場からでました。
現場からの批判に答え、大学研究で行っていることが、生産現場でも起こっているのかを調べために、米国34農場の協力を得て、授乳豚の毎日の飼料摂取量と繁殖成績を2年半にわたって調査しました。
収集した生産データから、授乳期の飼料摂取量は、現場で重要な繁殖成績である離乳時子豚体重、離乳後発情回帰日数、分娩率と次回分娩時子豚頭数に正の関連があることがわかりました。つまり授乳期の飼料摂取量を増やすことができれば、すべての繁殖成績を上げられることがはっきりしたのです。授乳期の飼料給餌は、母豚管理の重要点です。詳しくは繁殖ページの実践繁殖タブで。
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