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弥生ブタはイノシシと違う

更新日:8月16日

 2500年前のブタと考えられる頭蓋骨と下顎骨が見つかったそうです。後頭部が高くなって頭が前後に短縮していたこと、歯周病の痕跡も確認され、野生イノシシとの違いが明らかになったそうです。弥生時代にブタが飼養されていたことが明らかになりました。弥生ブタというそうです。当時のブタは中国大陸からもたらせたものらしい。なお縄文時代の飼育されていたとされるブタは、イノシシとの判別が困難だそうです。

 弥生ブタが見つかった遺跡は:

  • 大分県の下群桑苗(しもごおりくわなえ)遺跡

  • 奈良県の唐子・鍵遺跡

  • 佐賀県の吉野ケ里遺跡


 日本で養豚業が成立するのは明治以降です。養豚業は日本の新興産業です。

参考:朝日新聞土曜日版2024年7月27日、文・太田匡彦、写真・工藤隆太郎。写真は新聞のもの使用せず。



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