夏対策は2月から準備

　冬ですが、暑くなる4-5月からでは遅いのです。準備は今からです。気温が上昇する夏季には、豚の飼料摂取量は減少し、体重増加が減少します。さらに暑熱ストレス条件下で飼育された豚は、カロリー使用効率の低下、枝肉の赤身の減少、枝肉の脂肪品質の低下を示し、経済的損失が大きくなります。

このことは5月から8月の間に出荷される豚を対象とした給餌プログラムは、肥育成績と利益を最大化する機会を生み出します。そのためには、飼料配合の変更は、2月に開始し7月まで継続すべきです。詳しくは栄養ページで。

1. 夏のための栄養戦略

2. エネルギー密度を増加せよ

3. 繊維質の多い飼料原料の除去せよ

4. アミノ酸含有量を上げよ

5. リンと銅のレベルの確認せよ

6. 夏場用飼料添加剤を注意深く使用せよ

7. 飼料を一部ペレットに

8. 管理のアイデア