世界最多の母豚を保有する中国のメガ生産者Muyuan Foodstuff Co., Ltd.：牧原食品の農場です。米国のCarthageシンポジウム2021年で聞きました。デンマークベースの会社Aspire Agritech Consulting の Michael Ellermann氏の講演です。
1ユニットを母豚5000頭で構成し、3つのユニットで1つの6階建てビルに入るそうです。そのビルが7つ隣接し、計21ユニットで母豚10.5万頭で、年間210万頭の肥育豚を出荷予定です。なぜビルで飼育するのかというと、飼育できる場所が限定されているからだそうです。
飼料工場（72万トン生産）と食肉工場も隣接し、従業員5000人は寮生活をするそうです。休暇はまとめてとるとのことです。従業員は外から食品を持ち込まないそうです。
6階建てビルでは、6階と5階は若雌種豚と母豚、4階は離乳、1から3階が肉豚です。エレベータで移動させるそうです。写真はEllermann氏撮影。スケールの大きさに驚くとともに、今どうなっているのかと心配になります。
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