英国農業委員会(AHDB)主催の国際養豚クラブで、欧州PICの技術部長、Dr. Isaac Heurtaのスペインの豚生産についての講演がオンラインでありました。
スペインは1988年から1995年でアフリカ豚熱の撲滅に成功して、以後生産が2000年までに2倍に伸びました。
特徴はインテグレーター(インテ)による統合された生産です。2021年で生産の74%がインテで、協同組合が15%で、個人の独立的生産者は11%です。インテでは、インテ会社が種豚、飼料、獣医医療、医薬品を供給し、豚の販売を受け持ち、生産者は施設、労働、エネルギー代、糞要処理、と体の品質を受け持ちます。
この20年間、年と体数は伸長していますが、2013年に動物福祉の法律が施行され、中小農家は大きな打撃を受けました。また2022年に亜鉛剤と抗生剤の使用制限で打撃を受けています。しかしスペイン産業界は世界一のポーク輸出国を目指しています。現在は、デンマークやオランダを抜き米国と並んでいます。輸出先を中国偏重から、フランス、イタリア、日本、韓国、フィリピンにシフトしています。
出典:https://www.youtube.com/watch?v=xzdsKWqaIkc
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