米国では最近、経済性評価のためコスパ(費用便益)を考慮して「増体量当りの飼料コスト」がよく使用されています。
1 kg増体量当たりの飼料コスト=飼料要求率×キロ当り飼料価格
例えば、マッシュとペレットの飼料価格がそれぞれ52円と53円とします。そして自農場での成績がそれぞれ3.18と3.11だったとします。その場合は、マッシュの1 kg増体当り飼料コストは52円×3.18=165.4円/kgで、一方ペレットの場合は、53円×3.11=164.8円/kgとなり、ペレットの方が0.56円/kg コスパがいいということになります。この場合で。もしペレットが54円だとすると、54円×3.11=167.9円となり、マッシュのほうがコスパがいいことになります。ペレットのほうが要求率がよくなると言われてますが、価格も大切なのです。詳しくは栄養ページの飼料の経済評価の項で。
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