1970年に心理学で学士、1975年にアニマルサイエンスの修士、1989年イリノイ大学で博士号を取得しました。42才で博士になったということですから遅咲きです。
畜産界への大きな貢献は2つあります。1つは肉牛用Hug Box (締め付け器)といい、ワクチンや治療する時、牛を保定するのにつかわれています。もう一つがふくらみカーブをもつペンのデザインです。どちらも農場や食肉処理場で、豚を動かす場面で広く使用されています。彼女は特許をとっていません。もし特許を取っていたら彼女は億万長者になっていたと思われます。しかし彼女は自由使用で、多くの施設で多くの動物に使用されることを選びました。彼女は言います。「講演会に招待されて講演料をもらえる」「技術書が売れる」しかし、どれもそれほどお金が儲かるわけではありません。大学の研究者として立派な態度だと思います。以下の彼女の有名な言葉です。
「食料として動物を使うことは、倫理的なことです。しかし正しく行わなければなりません。動物に適切な生を与え、そして苦痛のない死を与えるべきです。動物を尊敬すべきです」
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