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  • カンサス州立大学の推薦飼料配合例、KSUサイトから2019版に掲載されていないものは2007年版のものを掲載

  • カナダGenesus社が発表した種豚会社4社(PIC, TOPICS, DNA, Genesus)の推薦配合の比較からのまとめ

子豚・肥育期

子豚・肥育期配合例
子豚・肥育期ビタミンとミネラル
子豚・肥育期アミノ酸比率

繁殖豚

授乳期・肥育期・雄豚の飼料配合
授乳期・妊娠期のアミノ酸
授乳期・妊娠期のビタミンとミネラル
種豚育成期用の飼料配合
プレミックス
ミネラルプレミックス

​離乳豚

離乳期の飼料配合
離乳期の栄養計算値

種豚会社4社の推薦栄養量と配合割合の比較

カナダGenesus社が種豚会社4社の推薦栄養量と配合割合の比較を発表しています (Genesus Competitive Edge, Sep/10/2022)。種豚会社で変わるもの、変わらないものがあるようです。

 

種豚会社間で変わらないもの

 体重が増えると、コーンの配合量が増え、カロリー量が増え、大豆かすと合成アミノ酸の配合量が減り、タンパク質%とアミノ酸%が減る。そしてリジン:カロリー量比率も減る。なおリジン:カロリー比率が重視されるのは、豚の身体のタンパク質生成量は、エネルギー量に依存しているからです。エネルギーが少ないと、身体のタンパク質生成量も充分でなくなるからです。

各種豚会社とも、子豚・肥育期の飼料ではコーンDDGSを10%含有し、白グリース1%を含有しています。

各種豚会社は、最後の肥育用を除いて、3週間毎で出荷まで5種類(子豚用2種、肥育用3種)の飼料切り替えを奨めている。

 

種豚会社間で変わるもの

 コーンと大豆かす配合割合そしてアミノ酸配合量が違う。そのためリジン%とリジン:カロリー量比率が種豚会社によって違ってきます。

体重が増えるにしたがってその差がはっきりしてきます。子豚用1と2では、その差は10%前後ですが、肥育用ではその差は20%を超えてきます。例えば、肥育期3ではGenesusでは、2.44で、Topicsでは3.03で、3.03÷2.44=124%、肥育期2では、DNA社が2.97で、Topicsは3.60で3.60÷2.97=121%です。種豚会社を変えると飼料配合も変える必要があるようです。

種豚会社の配合比較1
種豚会社の配合比較2
種豚会社の配合比較3
種豚会社の配合比較4
種豚会社の配合比較5
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